体幹の筋肉を使わないと肩こりになる?

肩こりの原因のひとつに、体幹を筋肉をしっかり使わないことが挙げられます。

体幹とは...

体幹とは、人間の身体の頭部と四肢(左右の手足)を除いた部分を指すのが一般的で、体の中心となる部分になります。

体幹は、骨と筋肉からなり、体幹を構成する骨には、骨盤、背骨、肋骨、肩甲骨などがあります。


筋肉を使わないということは、お腹まわりに力が入っていないということになり、骨盤が後ろに傾いてしまうため、姿勢を保つために背骨が曲がり、 猫背の状態になってしまいます。

そうなると、肩甲骨が前方におじぎをしてしまい、 腕が体の前にいくため、正面から立ち姿を見たときに手の甲が見えるようになってしまうのです。

この状態だと、前方にずれた頭や腕を引き上げるために背中についている 僧帽筋に余分な負担がかかってしまうことで筋肉が疲労し、 肩こりを生じてしまうのです。